「さっさと本題に入れ / さっさと要点を言え」を
英語で言うと・・・

本日の英会話フレーズ

Q: 「さっさと本題に入れ / さっさと要点を言え」

A: “Cut to the chase.”

Cut to the chase.
「さっさと本題に入れ、さっさと要点を言え」

cut to the chase

(informal)
to stop wasting time and start talking about the most important thing
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]

(informal) come to the point.
[Concise Oxford Dictionary]

cut to the chase”には、
「本題に入る」「要点の議論に入る」などという意味があります。

ですから、“Cut to the chase.”と命令形になると、
さっさと本題に入れ」「さっさと要点を言え」などという意味になりますね。

この“cut to the chase”という表現が、
「本題に入る」「要点の議論に入る」という意味になったのは、
映画用語に由来していると言われています。

日本語で「カー・チェイス」と言うことからも分かるように、
この“chase”には、「追跡」という意味があり、
映画では「追跡場面」という意味があります。

そして、映画では、「カー・チェイス」などの追跡場面は、
最大の見せ場であるわけですが、
そこに至るまでには、ロマンティックな話が延々と続いたりして、
なかなかそのクライマックス・シーンに到達しないことが多いわけですね。

そこで、「長々とした前置きはカットして、早く見せ場の追跡場面に切り替えろ」
という指示が出すときに、“cut to the chase”という表現を用いるわけですが、

この“cut to ~”には、
テレビ・映画で「(別のシーン)に切り替わる」という意味があるので、
cut to the chase”=「追跡場面に切り替える」という意味になるわけです。

こういったところから、“cut to the chase”という表現が、
「追跡場面に切り替える」=「本題に入る」
という意味合いで用いられるようになったようですね。

同じような意味で用いられる表現としては、
以前に学習した“Get to the point.”「要点を言ってよ」という表現があります。

また、命令形ではなくて、「本題に入りましょう」と提案する場合には、
Let’s cut to the chase.”と言えばよいでしょう。

“Well, let’s stop the small talk and cut to the chase.
「それでは、世間話はそれぐらいにして、本題に入りましょう」

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