「多読」入門:私が英語100万語を達成した方法 その1

前回、英語学習法としては、
まず、語彙と英文法をきちんと学習して、
英語の基礎となる土台作りをすることが
効率のよい英語学習法だということをお話しましたが、

私は、昔からこの英単語の暗記と英文法が苦手なので、
なるべくこの段階の学習をしないで、
英語が上達する方法はないかなと、常々思っていたんですね。

まあ、楽して英語を身に付ける方法はないかなと、
ずいぶんと都合のよいことを考えていたわけです。

そんなときに、「多読」という方法があるということを聞いて、
半信半疑ながらも、ちょっとやってみてもいいかなという軽い気持ちで
英語100万語を目指して、「多読」を始めてみました。

ここで、ちょっと話は逸れますが、
英語のリーディング(reading)には、「多読」と「精読」の2つがあります。

最終的に、英語のリーディング力をきちんと身に付けるためには、
この「多読」と「精読」の両方を実践することが必要になります。

そして、「精読」ができるようになるためには、
英語の語彙力や英文法の理解力が必要になるわけですね。

でも、学生時代から英語が苦手だった私は、
英単語の暗記や英文法の学習と聞くと、
そこで英語学習が続かなくなってしまうので、
この「精読」ということは、とりあえず後回しにして、
まずは、すぐに始められそうな「多読」から学習を始めたというわけです。

さて、この「多読」ですが、簡単に言うと、

辞書は引かない
分からないところは飛ばす
つまらなければやめる

という原則に従い、英語の本を読むことで、
英語をいちいち日本語に訳すことなく、
英語を英語のまま理解することができるようになるという方法なんですが、

いきなりそんなことを言われても、

英語学習初心者が、辞書を引かずにいきなり英語の本を読めるのか
英単語を暗記しないで、本当に語彙が増えるのか
本当に英語を英語のまま理解することができるようになるのか

というふうに思ってしまいますよね。

でも、そんな心配は無用です。

というのは、まず最初の疑問の

英語学習初心者が、辞書を引かずにいきなり英語の本を読めるのか

という点については、何の心配もいりません。

というのは、いきなり最初から難しい本を読み始めるわけではなくて、
今の自分のレベルに合わせた英語の本を選んで読み始めるので、
最初から、自分の知らない英単語ばかりが出てくるということはないんですね。

ですから、たまに知らない英単語が出てきたとしても、
それは前後の話の内容から、「こういう意味なんじゃないかな」という感じで
英単語の意味が推測できるようになっていますし、
また、この英単語の意味を推測しながら、読み進めていくというのも
この「多読」をする上で、かなり重要なことなんです。

日本語の本を読む場合でも、
たまに知らない言葉が出てきたりすることがありますよね。
でも、読書をしている最中にわざわざ辞書を取り出して、その意味を調べなければ
その本の内容が分からないということはあまりないですよね。

つまり、私たちは、日本語の本を読む場合でも、話の前後の流れから、
この言葉はこんな意味なんじゃないかなと推測しながら、
本を読み進めていきますよね。

英語の本を読む場合もこれと同じです。
英単語の1語1語、全て正確に意味を理解していなければ、
その本を読み進めていくことができないということではないんですね。

この「多読」を続けていく上で、知らない英単語が出てきた場合に、
前後の流れからその意味を推測し、
本を読み進めていくことは必要不可欠なことなんです。
そうではなく、いちいち辞書を引きながら読んでいたのでは、
いつまでたっても「英語100万語」を達成することはできません。

また、これは第2の疑問の

英単語を暗記しないで、本当に語彙が増えるのか

ということの答えにもなると思いますが、

知らない英単語でも、よく使われる英単語というものは、
何度も繰り返し出てきて、それも同じような場面で使われたりするので、
辞書を引かなくても、知らず知らずのうちに、
その英単語の意味を理解できるようになるんですよね。

そして、そういったことを繰り返していくうちに、
わざわざ英単語を暗記しなくても、自然と語彙も増えていくというわけです。

それに、一夜漬けで英単語を暗記したというものではなく、
いろいろな場面で、何度も繰り返して使われた英単語の意味を理解していくので、
その意味を忘れにくいというのも、メリットの1つと言えますね。

そして、第3の疑問の

本当に英語を英語のまま理解することができるようになるのか

ということですが、これは「多読」を続けていくと本当にできるようになります。

むしろ、英語を英語のまま理解しないと面倒くさい、というぐらいになりますね。

この英語を英語のまま理解するという感覚を言葉で説明するのは難しいんですが、
私の個人的な感覚では、まず英文を読むと、その英文で描かれた状況が
映画のある場面のように頭の中で再現されるというか・・・
映像のようにイメージとして頭の中で思い描かれるという感じですね。

これは、私の個人的な経験からの見解になりますが、
英語で書かれた絵本を読んでみると、英語を英語のまま理解するという感覚を
身に付けやすいんじゃないかなと思っています。

例えば、日本でも有名なArnold Lobel(アーノルド・ローベル)の
「がまくんとかえるくん」シリーズの
Frog and Toad All Year」(ふたりはいつも)の中の
「Christmas Eve」というお話の中で、

He opened the front door.
He looked out into the night.
Frog was not there, “I am worried,” said Toad.


という場面があるんですが、そこに、
夜に、がまくん(Toad)が1人で、玄関のドアを開けて、
心配そうな顔つきで、雪の降る外を眺めている挿絵が付いているんですね。

この挿絵だけで、上記の英文の意味合いをすべて表していますよね。
こんな感じで、自分の頭の中で、英文で描かれたことをイメージ化していくと、
英語を英語のまま理解しやすくなると思います。

私も、最初は、いい大人が絵本を読むなんて・・・と、
ちょっと恥ずかしい感じもしたんですが、それは大きな間違いでした。

絵本は、子供だけが読むものではなくて、
大人が読んでも深い味わいのあるものだということを実感しました。

また、子供と一緒に英語の絵本を読んでみるのも楽しいですよね。

ということで、この後で、具体的に、
私がどんな本を読んで「多読」を始めたのか
ということもお話したかったんですが、
ちょっと長くなってしまったので、
それはまた、次回ということにしたいと思います。

「多読」入門:私が英語100万語を達成した方法 その2


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