本日の英会話フレーズ
Q: 「よくあることさ」
A: “It happens.”
It happens. 「よくあることさ」
“happen”は、「物事が偶然に起こる、生じる」という意味ですが、
“It happens.”という表現を見てみると、時制は「現在形」になりますね。
ここで、「現在形」というと、「現在=今」のことだけを表すかのように
思われるかもしれませんが、実はそうではないんですね。
“happen”は、動作を表す動詞ですが、この動作動詞の現在形は、
「今」を中心にして過去から未来にわたって繰り返される
動作を表すことができるんです。
つまり、「繰り返されること」=「習慣」を表すことができるので、
頻度を表す副詞の“always”(いつも)や“often”(しばしば)などを
伴っていなくても、現在形にするだけで、
「いつも~する」「しばしば~する」という意味を表すことができるわけです。
そこで、“It happens.”を見てみると、
「それはいつも起こる」という意味合いから、
「そういうことはよくあるよ」「よくあることさ」という意味になるわけですね。
“It happens.”という表現は、いろいろな場面で用いることができますが、
特に、何かに失敗してしまったり、不運な出来事にあってしまった人に対して、
「よくあることだよ」と慰めの言葉をかける場合に用いられることが多いですね。
“Oh, I repeated the same mistake!”
「ああ、また同じミスを繰り返してしまった!」
“Don’t worry. It happens.”
「大丈夫だよ。よくあることさ」
この記事を、役に立った・参考になったと思われた方は、ポチっとお願いします♪